新ベランダアンテナ
建物の中層階にある狭いベランダ、賃貸なのでケーブル引込の穴が開けられない、そんなアパマン生活でいろいろなアンテナを実験してきましたが、先週末、WPX CW CONTEST等でこれまでと比べて格段に高い成果があがった方式ができましたのでご紹介します。
といっても簡単な話で、室内のアンテナカップラからはしごフィーダで給電し、一方をアース、一方を軽量のアンテナ線材で伸縮する釣り竿を利用しつつ、M字型に折り曲げて、できるだけ長くラジアルを張り、先端は開放するというものです。ただし、ベランダに良好なアースがとれた幸運がありました。
窓を閉めたまま給電できる、使用しないときは完全にベランダ内に収納できるという利点があります。
実用においてこれまで実験したアンテナより優れている部分は以下のとおりです。
10MHz以上でマルチバンド化ができた
―― ループアンテナ方式では長さが不足するせいか18MHz以上がやっとであった
◆_鵑蠅海澆ない
―― カップラから直接給電する方式では回り込みが多かった
飛び、聞こえがよい
―― ラジアルを釣り竿にヘリカル的に巻いた方式、中間部に空芯コイルを入れる方式は7MHzまでSWRが簡単に落ちたが、恐ろしく飛びが悪かった。
今後、先端近くにコイルを入れて7MHz等でも実用化できるか実験を重ねていきます。
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