2008年2月3日(日曜日)

K3をいじりました

カテゴリー: - JJ1CBY @ 21時54分55秒

ようやく休みがやってきた(というより今年にはいってはじめての休み)ので、マニュアルをひもときながらK3を使ってみた。

K3は値段の割に本体が小さく、4X10.7X10インチ、重さは3キロ余り。これをはじめて見たときは(こんなのでHFができるのか?)と感じた。ちょうどIC−701を見たときのような印象だった。

「使用する前に最新のファームウエアをダウンロードして下さい」と英語で書いた紙がはいっていたが、とりあえず届いたままの姿で使ってみることにした。

マニュアルはEDCが日本語に翻訳したものがあるが、直訳調で難解なので結局英語版も参照することになった。日本語訳は暫定版らしく、<エラー!ブックマークが定義されていません>などという表記が随所にみられた。

VFOのダイアルが、FT−101Eのように粘りがあるのにハンドルがついておらず周波数を大きく変えるのが手間だったが、マニュアルをよく読むと六角レンチで摩擦調整ができるようになっていた。調整をしたら軽快になった。

30〜17mでヨーロッパを中心に十数局交信をした。オプションのフィルターが届かず、6kHz、2.8kHzと300Hzのフィルターしか入っていないが、バンドをスィープしてCWの信号を発見するにはWIDTHを適当に絞ってやることで足り、とくにCWのワイドフィルターを入れなくとも快適に使えることがわかった。WIDTHを絞って行くと帯域にあわせて自動的にクリスタルフィルターが切り替わる設定になっているため、1kとか500Hzが入ると更にいい感じになるだろう。感覚にまかせてWIDTHを絞ってゆくと、ここ!というところで250のナローフィルターに切り替わり安定した交信ができる。

SHIFTとWIDTHが向かい合った形のダイアルになっており、その直上にグラフィックで通過帯域が示されるのでとても使いやすい。かなり弱い信号だなと思っても、ゼロインしてSHIFとWIDTHを絞り、RFゲインを落としてやると信号が浮かび上がるように了解度が上がる。

CQを出している局の間近でチューンをとりはじめた局がいた。NOTCHをいれてダイアルをあわせるとおもしろいようにキャリアの音が消えた(その局がチューンをとるのをやめたと思ったほどだ)。我がホームシャックのように電界強度が低くノイズが高い過酷な環境に向いた受信性能があるようだ。

各バンドを受信したところ、バンドがいつもより静かで広い感じがした。感覚的にはFT−101Eを使っていた頃にR−4Cに触ったときのような印象だ。「広い感じ」というのはステップがスイッチのタップとホールドで3種類瞬時に切り替えることができるからかもしれない。ステップは1/10/50だが、CONFIGで書き換えられるようだ。あまりバンドが静かなので不安がよぎるが、プリアンプを入れてやるとジャーっとノイズレベルがあがるから少し安心する。でも、高いノイズの中で大きい信号を聞くより、低いノイズの中で弱い信号を聞く方が了解しやすいようだ。

CWは、背面にストレートキー用の2Pのジャックとパドル用の3Pのジャックがついている。3Pの方はCONFIGで極性を入れ替えられるようになっているから、逆左打ちにも対応できる。

内蔵のエレキーはキーイングモードがふたつあり、Aモードが普通でBがエキスパート向きとある。長短点メモリーのことなのか、違いがよくわからん。ウエイトの調整もできるとあるが、これは長短点のバランスだけではなく信号間の無音時間の長短も調整するようで、左にまわすと(トロロロツー)と下手なバグキーのようになり、右にまわすと、DX呼び倒しの殺気だった感じになる。

ゼロインをするのにSPOTキーを使うが、CWTをタップしてあるとゼロインするまで勝手に周波数がかわってくれる(感覚的にはダイアルが勝手に回転してしまう)。便利なのだけど、微妙に上下にずれてパイルを呼ぼうとするときはありがた迷惑。今日BYから20mでから田中さんが出ていたが、何度もオンフレで呼んでしまって迷惑かけたかな。

CWの自動解読がついていて、これが動くとB−VFOの数字が消えてアルファベットがぱらぱら出てくる。結構じゃまっけだから、オフにしたい。CONFIGのメニューの中にあるらしいが、CONFIGにはフィルターのシフトを設定したりAGCのスレッショルドを設定したりするものがあり、間違って書き換えてしまったら面倒くさそうなのでさわらずにおくことにした。

マイクロフォンはケンウッドの8ピンのコネクションと同じ。マイクゲインの調整は回転式ダイアルだが、どの程度まわしたかはLCDのパネルで数字を読む(キーヤーの速度も同じ)ため、量的変化がわかりにくい。その上、ALCメーターがうんと短い棒グラフなので、大型電流計のブルーゾーンの中で針を振らせるのに馴れた身ではとまどった。近場の交信相手がいなかったのでSSBの送信テストは未了。

電圧12.7Vで受信時は800〜900mA流れる。フルパワー送信をすると20A前後。パワー100mから120W(表示)まで連続可変で、QROしてゆくと10W前後のところでPAが切り替わる音がする。

半日かけていじって感じたことはこの程度だ。まだデジタルモードやメモリーの使い方を試していない。隣接の強い信号に強そうだから、是非コンテストで使ってみたいと思う。

(コメント)
Name: JA1DFK
K3も早々に値上げになったようですが、こういったインプレッションがNDXAから情報発信されるのは、みなさんなかなか興味深いのでは?
次回以降のインプレッションに期待していますよ。
Posted 2008/02/03 22:37:24


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  1. K3も早々に値上げになったようですが、こういったインプレッションがNDXAから情報発信されるのは、みなさんなかなか興味深いのでは?
    次回以降のインプレッションに期待していますよ。

    Comment by JA1DFK — 2008年2月3日(日曜日) @ 22時37分24秒

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